小学校6~中学校3年生-ボーイ隊-
ボーイ隊とは
100年前にボーイスカウト運動が始まったときは、ボーイ隊のみの活動でした。 ボーイスカウト運動は、ボーイ隊への入隊年齢を対象に始められた活動なのです。
対象年齢は、小学校小学校6年生4月から中学校3年生まで。
基本的には、野外活動を通して、「ちかい」を実践していきます。
ボーイスカウトは、進級順に、以下のような進級制度となっています。
初級スカウト→2級スカウト→1級スカウト→菊スカウト
松戸5団のボーイ隊
今、松戸5団のボーイ隊には小6~中3までの12人のスカウトが在籍し、2ヶ班体制で活動しています。
ボーイ隊の活動内容
ボーイ隊ってどんな事をするの?
ボーイ隊は、カブ隊よりも野外活動を多く取り入れた活動になっていきます。野外活動が中心で、テントを使った野営が多くなります。活動においてリーダーは手伝いはありません。スカウト自らが何でも出来るよう学びます。
キャンプを通して、行動計画を立て、集団行動で実践します。夏のサマーキャンプは、3泊4日から4泊5日の場合もあります。
隊長の挨拶
10年間の経験を振り返り、そして将来への展望
ボーイスカウト隊の活動の基本は、班が一つの単位となり、班集会、班会議及び隊集会等の活動を実施展開することであり、この班の活動には、班長が中心となりスカウト一人ひとりが主役となり、その活動個々の計画策定過程が重要であります。
私たち隊指導者は、スカウトが主役になれるよう色々な準備を行うとともに、班長を育てていくことが最も重要な役務であると考えています。
特に、ボーイスカウト隊に上進してからは、「行うことによって学ぶ」言い換えると、何度も経験や体験を繰り返すことによって、全身(心や脳をも含む)で成長していく事を実践していく事になりますが、この実践を行う場所は、野外でなければなりません。
今の子供たちは、何の不自由のない生活を送っています。スマートホンをはじめとしたIT社会の中で、メール一つで何でも取り寄せることが出来る現代の社会において、何故、あえてキャンプ生活(不自由な生活)を行う必要があるのでしょうか。
野外(屋外)を教場として、自然の中で活動することにより、感受性が強く働くボーイスカウト年代において五感を養うことが、将来における
人間形成において大変重要な活動の場であると創設者のB-Pは言っています。
ある高等学校では、修学旅行として学習旅行を実施しており、この旅行では「心のパンツを脱いでください」、「マイ・クエスト」を見つけること、
自分自身の探求として行っているそうです。高校2年生において、「自分とは何か」「挫折の経験は無駄じゃない」「何でも挑戦する」自分を
探すことを行っていると、新聞のコラムに掲載されていました。
ボーイスカウト活動においては、既に自分探求を行っており、班集会、班会議、隊集会をはじめ地区行事、キャンポリー及びジャンボリーに参加することがスカウトの成長に繋がっています。
ボーイスカウト隊としての活動は、約4年間という短時間ではありますが、この年代においては、自分を培う能力が優れている時でもありますので、スカウトと共に、野外活動をとおして、苦しみや楽しさを共有し、スカウト一人ひとりがより良き社会人へ成長することを願っています。
最後に、この場を借りまして、第15回及び第16回日本ジャンボリー、第23回世界スカウトジャンボリーに大会スタッフとして奉仕させていただき、当団のスカウト及び多くの青少年と時間と環境を共有できたことに感謝いたします。
– 2019年ボーイ隊年間プログラム –
年間テーマ:技術の向上
月 | テーマ(分野) | 目標 | 活動内容 |
---|---|---|---|
4 | 歓迎 | 班で協力する | 歓迎キャンプ ちかいの式 |
5 | 上達 | 技術の向上 | 基本訓練 スカウト祭 |
6 | 基本 | 夏期キャンプに向けて | 班キャンプ |
7 | 向上 | 野営技術の向上 | 野外料理に挑戦 |
8 | 友情 | 班の絆を深める | 夏期キャンプ |
9 | 心身 | 感謝の気持ちを持つ | 上進式(VS隊へ) 班長のお別れ会 |
10 | 協力 | 仲間で助け合う | 野営技術の向上 |
11 | 挑戦 | 安全な活動 | ハイキング |
12 | 奉仕 | 奉仕の精神 | 明治神宮初詣奉仕 |
1 | 上進 | 心身の向上 | 旗揚げ式 進歩課目に挑戦 |
2 | 精神 | 精神を確認する | B-P祭 |
3 | 挑戦 | 野営技能の向上 | 野外料理に挑戦 地区技能大会 |